特定小型原付どんな種類があるのでしょうか?
いわゆる電動キックボードを思い浮かべる人が多いと思います。テレビやネットニュース、SNSなどでも特定小型原付の話題になると、電動キックボードが映ることが多いですしね。
しかし、特定小型原付は、電動キックボードの形だけはなく、様々なものが発表、発売、開発されています。
電動キックボードでも座ることができるタイプもありますが、自転車/バイク型にも注目が集まっております。自転車やバイクに似たようなスタイルで乗れますので、バランスを取るのも乗り慣れたものですので安心です。
自転車/バイクが対外には、3輪タイプもあります。3りんタイプには前輪が2輪のモデルと、後輪が2輪のモデルの2種類があります。こちらは電動キックボードのようなスタイルですが、3輪ですので自立することができ、安定感があります。
さらに、4輪。というのもあります。4輪モデルは安定感に関してはダントツとなりますが、特定小型原付には、規定のサイズがありその中で開発しますから4輪とはいえ小さくて小型になります。
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電動キックボード型
電動キックボード型は、ペダルがなくユーザーは両足をボードに載せて走る乗り物です。小回りが利き、狭い道でも走行が容易です。大きな車道では渋滞などに影響されることもありませんが、自動車横のすり抜けには注意しましょう。
コンパクトな移動手段で、立って乗るために視線が高く安全性に優れていますが、逆に移動中はずっと立ったままになりますので、移動距離により疲れが出ることもあります。フル電動ですので通勤や短距離移動に非常に便利です。また軽量かつ折りたたみモデルが多く持ち運びも簡単です。
特徴
小回りが利き、狭い道でも走行しやすい
軽量で持ち運びやすい
用途
近距離の移動
通勤・通学
自転車/バイク型
自転車/バイク型は、自転車またはバイクの形状を持ち、ペダルを漕ぐことが不要でフル電動タイプとなります。(一部ペダルを漕げるモデルも有り)
アクセル操作は、レバー型とスロットル型に大きく分けられます。
電動キックボードと比べタイヤサイズが大きいため衝撃には強く、さらにサドルに座ることで身体への負担も少なく、バッテリー性能の影響を受けますが、長時間、長距離乗ることが可能です。
自転車に比べ、ペダルを漕ぐことがないことが一番のメリットで目的地まで楽に移動することができます。
原付などのバイクに比べると、速度の遅さ、そして長距離移動が不可。というデメリットがあります。
折りたたみはモデルによります。
特徴
電動キックボード型に比べて安定感がある
長距離の移動が可能
用途
近距離から中距離の移動
通勤・通学
レジャー
3輪型
3輪型は、発売数は少ないですが、通常の2輪型とは異なり、3つの車輪で走行するため高い安定性が確保され、転倒の心配が少ないのが特徴です。デザイン的には、主に電動キックボード型で前輪が2輪と後輪が2輪の2種類存在ます。
とにかく安定して乗ることが可能ですし、後輪が二輪の場合、後輪部分に荷物を置くことなども可能となりますので、買い物などの日常使いや、今後業務用途にも使われるかもしれません。
停車時にもスタンドが不要で、自立することが可能ですが、ほとんどのモデルで折りたたみができませんので、保管時に場所を取ることになります。
特徴
安定感がある
転倒しにくい
用途
近距離から中距離の移動
買い物
レジャー
4輪型
4輪型は、これから増えそうなタイプの一つです。自動車のようなデザインを持ち、安定感抜群で快適な乗り心地と荷物を置くスペースなどの確保があるモデルもあります。
軽四自動車やミニカーとは違いなどとは根本的なサイズが違いますし、1人乗り用ですので、比べることは出来ません。ガソリンなどが必要なく電動のため環境に優しいです。現在は、屋根付きモデルは発表されていませんので、雨天時の走行は難しいです。
またシニアカーというものと比較される人も多くなると思います。どちらも免許不要。シニアカーは歩行者扱いで最高6km/h。歩道走行可能。特定小型原付は、歩行モードがあれば一部の歩道走行が可能ですし、最高20km/hで車道走行が可能です。
出回っているモデルは少ないですが、各社色々と開発はされているようです。
ゴーカートのように視線の低いものではなく、自転車ハンドルタイプで比較的視線の高いものが多くなりそうです。
特徴
安定感がある
転倒しにくい
用途
近距離から中距離の移動
通勤・通学
買い物
レジャー
その他
上記のタイプに分類されないもので、今後発売された場合、こちらにて紹介致します。
並行2輪のセグウェイや、2輪バランスボード型なども出てくるかもしれませんし、まだ想像がつかない色々な形での販売可能性はあると思います。