イープラスミライ合同会社は、自社のe+miraiブランドから、特定小型原付に対応した電動キックボードの新モデル Life を発売しました。

画像・文章引用元:e+mirai Life (e+mirai公式サイト)
イープラスミライ合同会社のe+mirai(イープラスミライ)ブランドは、ポータブル電源や電動モビリティの専門会社です。従来、原動機付区分の電動キックボードを発売していましたが、今回初の特定小型原付区分の電動キックボードを発売開始しました。
バッテリー&パワー
バッテリーは、韓国SAMSUNG製36V10.5AHリチウムイオンバッテリーで取り外し不可能。最大5時間の充電で最大航続距離は40kmとなっています。350Wの電動定格出力を搭載し、バッテリー36Vでありながら登坂性能は15°と公式発表ではなっています。その350Wモーターはノーホール技術で耐久性が3000時間以上となっています。
タイヤ&ブレーキ
この機種の特筆すべき特徴の一つである足回りですが、順番に解説していきます。
タイヤは、10インチ。電動キックボードとしては大きめに分類されます。タイヤ構造は、真空タイヤで、専用のタイヤパンク修復材でパンクを直すことができる自動パンク修復機能が付いています。またタイヤ形状は、オフロードタイヤが装備されているために、かなり大型でデコボコしていますが、グリップ感が良さそうです。
真空タイヤということでクッション性が心配されますが、前後にサスペンションが搭載されており、更にサドル下にも搭載されていますので、長時間のライディングでも振動などは軽減されて快適に乗れるようです。
ブレーキは、前後ともに高い制動性を持つディスクブレーキを採用。さらにブレーキ開始後からモーターを止める電子ブレーキ(E-ABS)も搭載することで、制動距離をかなり縮めることが可能になっています。ディスクブレーキ自体は機械式のため、六角レンチで調整できるなどメンテナンス性も高く仕上がっています。
操作性
アクセルは、電動キックボードに多いレバー式ではなく、バイクと同じグリップスロットルとなっています。一定の速度で約10秒走行すると自動定格速度走行、いわゆるオートクルーズ機能が搭載されていますから、ロングドライブでも楽になっています。ウインカーライトなどの操作系は左ハンドル部分に集約されています。中央の大型ディスプレイには、かなりの情報が含まれており、カラーで見やすい影響モニターになっています。
ボディ&その他
サドルはオプション販売ですが、ハンドルとサドル部の高さが調整できるので、身長に合わせたポジショニングが可能。最大荷重は200kgまでOKなのも魅力。
ボディは足で踏むことで簡単に折りたたむことができますが、重量が22kgあるので長時間持っての持ち運びはなかなか難しいものがありそうです。
オプション品が充実しており、サドルを始め輪行バック、リアバスケット、そしてタイヤ、パンク修復材、ブレーキパットなどのメンテ用のパーツ類も販売しています。
さらにオプションになりますが、5年間の本体保証をつけることも可能。
販売価格は、188,000円(税込)