株式会社Acalieは、RICHBIT ブランドから、特定小型原付に対応した新モデル RICHIBIT ES2 Pro を発売しました。
画像・文章引用元:RICHIBIT ES2 Pro (RICHBIT公式サイト)
株式会社Acalieは、特定小型原付で、RICHBIT ブランドや、COSWHEELブランド、EVEREST XINGブランドを展開しています。今回はその中のRICHIBITブランドから特定小型電動キックボードを発売しました。
今回の、RICHIBIT ES2 Pro は、既に発売中の RICHIBIT ES1 Pro の上位モデルとなり様々なスペックアップが行われております。車種の紹介とRICHIBIT ES1 Proとの違いなどを解説していきます。
バッテリー&パワー
バッテリーは、36V 7.0Ahから、48V、9.6AHへ大幅アップしています。それにより最大航続距離が約25kmから倍の50kmになっていますので、1回の充電でかなり持ちそうです。それでいて最大充電時間は同じ5時間ですので、このパワーと容量アップは素晴らしいと思います。
電動定格出力もアップしており、250Wから350Wとなっています。他車種の主流が350Wですので、コスパモデルで350Wのラインに乗ってきました。48Vの電圧を活かして登坂性能も以前は未公開でしたが、今回は22%と公開しております。
タイヤ&ブレーキ
ES1 Proでは、8.5インチでフロントが空気タイヤでしたが、10インチで前後ともにノーパンクタイヤになりました。またフロントだけのサスペンションだったものが、前後にサスペンションが搭載されましたので、ノーパンクタイヤでの衝撃などがサスペンションでかなり軽減されるようになったと思われます。ブレーキは前回と変わらずディスクブレーキとなっていますので、安定した制動力が発揮できています。
ボディ&その他
6色展開となった今モデルは、ボディも一回り大きくなり安定性が向上しています。ただし、フレーム自体はES1Proと同じアルミニウム合金ですが、大型バッテリー、そして様々な装備が変わったり追加になったことで重量が13.8kgから17kgに増えました。約3kgの増加は乗っている分にはほぼ影響はなく、むしろ安定走行に寄与するかもしれませんが、収納バッグなどに入れて持ち運びが多い利用には少しマイナス面となるかもしれません。
盗難対策として鍵がなければ電源を入れる事ができない防犯用のイグニッションキーが装備され防犯と安心度が高まりました。
ES1 Proは、2024年10月にいくつかのマイナーチェンジが行われています。リアのテールランプの形状が変わっており、緑の最高速度表示灯がリア周りからなくなりましたが、このES2 Proもリアには最高速度表示灯はありません。
サイドスタンドだったものがセンタースタンドになりましたので、駐車時などでも安定感があり倒れることが少なくなります。
ワンランク上のブランド・モデル COSWHEEL MIRAI T Lite についていたオートクルーズ機能が搭載されました。8秒間定速走行をすることでオートクルーズ機能が作動しますので、手首・指の疲労軽減に繋がります。
その他、保証が6ヶ月から1年間に伸びました。このあたりは嬉しいところです。
サドルなどのオプション販売も種類が増えています。
販売価格は、98,800円(税込)